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オンラインサロンが続かない理由と解決策|主婦起業家・有田絵梨さんが語る「FANTSで実現した日常に溶け込む居場所」

WEB集客 / オンラインサロン

この事例のまとめ

課題
課題
  • PCやブラウザからのアクセスでは、「開くまでの心理的ハードル」が高く、会員の定着率が低い。
  • SNSでは“見られる意識”が強く、本音や弱音を出しづらい。結果、継続的な交流が生まれにくかった。
  • 無料や低価格サロンでは「とりあえず参加」が増え、主体的に関わるメンバーが少なかった。
効果
効果
  • スマホアプリでアクセスできるため、SNSを見る感覚でサロンを開く習慣が定着。半年継続率は98%
  • 顔が見える小規模コミュニティで、子育てやビジネスの悩みも安心して共有できる心理的安全性を実現。
  • 月額11,000円という設計により、「本気で関わる人だけが集う」環境ができ、発言・イベント開催が自発化。

主婦・ママ起業家を中心にWeb集客講座やコンサルを展開してきた有田絵梨さん。
これまで複数回オンラインサロン運営に挑戦するも、「日常に定着しない」「本音を語れない」「熱量が続かない」という3つの壁に直面していました。
そんな中、アプリ完結型のFANTSを導入したことで、サロンは一変。 スマホで気軽にアクセスできる環境が「日常の一部」として根づき、会員同士の関係が自然に深まっていきました。
“学びの後の孤独”を癒やすサードプレイスとして、多くの主婦・ママ起業家にとって欠かせない居場所となっています。

有田 絵梨
Web集客コンサルタント/オンラインサロン運営者 有田 絵梨

女性起業家や個人事業主を対象に、Web集客や言葉選び・デザイン・セールスを支援。講座とコミュニティを連動させ、成果だけでなく「安心できる居場所」を提供している。

 

株式会社プレシャインのWeb集客コンサルタントの有田絵梨さんは、主に主婦・ママの起業家を対象に、講座・コンサルを提供してきました。過去に複数回オンラインサロンへ挑戦するも運営に苦戦。

SNSではXYouTubeなどを活動を広げていっており、SNSの活動も活発に行っていました。ただしSNSでの発信やDMのやり取りだけでの活動の限界を迎えていることを感じて、オンラインサロンを通して孤独を抱える個人事業主の「日常に溶け込むサードプレイス」となるように活動を行っています。

今回は、なぜオンラインサロンが必要だったのか/FANTSを選んだ理由/運営の工夫と課題、そして今後の展望について伺いました。

学びの継続をはばむ“学びの孤独”に向き合い、オンラインサロンで解消

いままでのご活動の背景についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

有田さん:これまでの活動は、主に講座やコンサルを通じて主婦やママの起業家さんをサポートすることでした。受講生の方々は、オンラインで学んでいる最中はすごく前向きで、仲間とつながる感覚を持てるんです。ところが、オンライン講座が終わった後一人でPCに向かうと、急に現実に引き戻されてしまう。

家事や育児に追われて「結局また自分一人だ」と感じてしまう瞬間がある。そうした“学びの後の孤独”を埋める場所を用意したいと思ったのが、オンラインサロンを立ち上げたきっかけです。

オンライン講座を終えられたあとに感じられる「孤独感」について、もう少し詳しく教えていただけますか?

有田さん:Zoomでの学習時間って、画面越しでも人とのやり取りがあって、皆さん表情が明るくなるんですね。

でも通話が終わって「退出」ボタンを押した瞬間、あたりは一気に静かになる。パソコンの前に取り残されて、家の中は子どもの声や洗濯物の山。さっきまでの学びやモチベーションが、あっという間にしぼんでしまう。

そういう“急な孤独”を私自身も経験していたからこそ、その空白を埋める行き場が絶対に必要だと感じました。

なぜSNSではなく、クローズドなオンラインサロンを選ばれたのでしょうか?

有田さん:SNSは便利ですし拡散力もありますが、「誰が見ているか分からない」という不安があります。だからこそ、自分を良く見せたくなってしまう。

しかしながら、実際の本音の部分。起業家仲間との本音や、子育ての弱音なんて、なかなかオープンな場には書けません。本当に安心して打ち明けられるのは、顔が見えて信頼関係のある小さなオンラインサロンだと思いまして。

心理的安全性が担保されたクローズドなオンラインサロンだからこそ、みんなが「ここなら言える」と感じられる。そこが一番大事だと思っています。

5度のオンラインサロンの失敗を乗り越えてFANTSへ。「アプリ完結型オンラインサロン」だから続く仕組み

これまでに運営されたオンラインサロンが上手くいかなかった理由は、どのような点にあったのでしょうか?

有田さん:実はこれまでに4〜5回、オンラインサロンを立ち上げては閉じる、という経験を繰り返してきました。他社様の仕組みも試しましたし、自作でWixのアプリ機能でオンラインサロン使ったこともあります。

ただ、どれも「日常に溶け込まない」という壁がありました。オンラインサロンを開くためにわざわざPCを立ち上げたり、サイトにログインしなければいけない。これは、忙しいママたちにとって大きなハードルで、どうしても続かない原因になっていました。

結果、熱量はあっても定着しない。自分でも「これは仕組みから見直さなきゃいけない」と痛感しました。その時に、アプリできて自分の想いを伝えることができるプラットフォームがどこかないかみたいなところを探し始めたのがFANTSに出会ったきっかけでした。

FANTSを導入された際、「これは続けられる」と感じられた決め手は何だったのでしょうか?

有田さん:FANTSに出会って「アプリであること」の意味を実感しました。スマホを開いてSNSをチェックするのと同じ感覚で、オンラインサロンにアクセスできるんです。しかも、UI/UXが直感的で“触る楽しさ”があると思いました。

さらに、管理画面の操作がシンプルで、私自身も更新や発信の負担が少ない。「これは自然に続けられる」と、初めて思えました。過去の挑戦では“頑張って維持するオンラインサロン”でしたが、FANTSでは“日常の一部として気づけば開いているオンラインサロン”に変わったんです。

FANTSの利用で印象に残っている会員の変化はありますか?

有田さん:「分からないことはAIかオンラインサロンに聞く」というのが、会員様のムーブメントになっています。今の時代はAIがあるからこそ、一般的な回答はAIで事足りるようになってきましたし、過不足なく満足感得られる回答が返ってきます。一方で、AIでは回答することができない「人の気持ち」や「人の経験談」はオンラインサロンでしか回答できないと思っています。実際にオンラインサロンに投げかけるとすぐに返ってくる。このスピード感と温度感が、続けたくなる理由になっていると感じます。

有田さん:会員の動きは本当に多彩です。デザイナーさんが「ちょっと見てもらえますか?」と気軽に相談会を開いたり、子どもの片付けイベントをシェアしたり、ただランチを一緒に食べながら雑談する会が生まれたり。そうした自発的な動きが積み重なって「ここに来れば誰かとつながれる」という雰囲気ができています。面白いのは、夏休みになると子育て優先で投稿がぐっと減るんですよ。だけど、それもまたリアル。みんなの生活リズムがそのままサロンに映し出されていて、“無理のないコミュニティ”になっているなと感じます。

月額11,000円で継続率98%。オンラインサロンの成功の鍵は「価格設計」と「熱量の一致」。

月額11,000円という価格設定は非常に世の中からすると高いなと感じるのですが、どのようなお考えがこの価格に反映されているのでしょうか?

有田さん:サロンの価格を考えるとき、「安くすれば人が集まる」という考え方もありますよね。でも、私はあえて月額11,000円に設定しました。なぜなら、安価に広く集めてしまうと「とりあえず入ってみた」という温度感の方が多くなり、結果的にコミュニティの熱量が薄れてしまうからです。

ここは“安心できる居場所”であると同時に、学びの場でもあります。だからこそ「自分に必要だ」「ちゃんと関わりたい」と思ってくださる方に来てほしい。その熱量を保持するラインが、私にとっては月額11,000円でした。

さらに、オンラインサロン単体で利益を最大化することはあえて目指していません。むしろ、赤字にならずに安心して運営できるならそれで十分。もちろん、売上を狙っていくオンラインサロンは全然それも正解だと思います。ただ、私が考えるオンラインサロンの設計は「講座やコンサルで得た学びを、日常に落とし込むためのアフターコミュニティ」であり、私にとってのオンラインサロンは学びの継続定着を支える後ろ盾のような存在なんです。

アフターコミュニティとして使用していただいていると思うのですが、どのような導線で入会される形が多いのでしょうか?

有田さん:バックエンドとしての講座を受講された方の約3分の1が、そのままサロンに入ってくださるんです。講座で学んだことを実践する中で不安が出てきたり、仲間と継続的につながりたいという思いから、自然にオンラインサロンへ流れる。

逆にオンラインサロンにいることで「やっぱりもう一度しっかり学びたい」と感じて、次の講座に参加する方もいらっしゃいます。つまり、講座とサロンが双方向に補い合う関係になっているんです。

単なる“月額会費制の居場所”ではなく、学びと実践をつなぐ循環のハブとしてサロンが機能している。だからこそ、価格の高さがむしろ「本気度のバロメーター」になっていると感じます。

本気度のバロメーターというのは具体的にはどのようなものですか?

実際に話していても、オンラインサロンに入っている方は本気で取り組んでくれているからこそ質問なども多いですし、熱心に講座も受講している方が多いです。そのため、オンラインサロンは私自身が大きな仕掛けみたいなものをしなくても自発的に発言してくれる方がおおいのも事実です。実際に、オンラインサロンの継続率は半年間で98%ととほぼ解約なしで好調に進んでいます!

その「続けられる仕組み」を支える上で、FANTSの伴走支援はどう感じられましたか?

有田:すごく心強かったですね。正直、最初は「この仕組みを本当に続けられるのか」と不安もありました。でもFANTSの担当の方が、配信の工夫や会員さんの巻き込み方を一緒に考えてくれたので、「一人じゃない」と思えたんです。オンラインサロンって実際世の中的にもわからないことが多いので、何が正解かみたいなことがわかりづらかったので実際始めづらかった記憶があります。

例えばイベント一覧の見せ方や、ライブ配信機能の活用方法など、自分一人では気づかなかった運営の工夫を教えていただきました。おかげで「価格に見合うだけの価値をどう伝えるか」という部分も自信を持って取り組めるようになりました。

実際にオンラインサロンの在り方みたいなことがわかったからこそ、心の底から私自身が楽しんでオンラインサロンを運営できるようになったことが伴走支援があって良かったと思ったことです。

結局、オンラインサロンを続ける上で大事なのは、運営者自身が楽しんで走れるかどうか。その点でFANTSの伴走支援は、ただのサポートではなく「隣で一緒に走ってくれるパートナー」という感覚で伴走支援があって良かったと思いました。

「楽しいWeb集客」へ軸足──学びの体系化と“イベント一覧”で日々の体験を見える化

今後「楽しいWeb集客」へとサロンの軸足を移されるとのことですが、具体的にはどのような取り組みを想定されていますか?

有田さん:これまでのサロンは「居場所」としての安心感を重視していました。ただ、居場所として温かい雰囲気があっても、「入会を検討している人に価値が分かりづらい」という課題がありました。そこで次のステップとして、「Web集客を“楽しい”に変化させる」ことをサロンの学びの芯に据えたいと考えています。

私が講座やコンサルで大切にしてきたのは、“型を押しつける”のではなく、会話ややり取りの中で理解を深めてもらうこと。だからオンラインサロン内でも、堅苦しい講義ではなく、短い動画や小さな実践課題を通じて「対話型で学べるミニレッスン」を増やしていく予定です。

例えば「デザインの第一印象を良くする一工夫」や「自己紹介文を集客導線につなげる工夫」など、小さく楽しく試せるテーマを出していき、これをイベント一覧という形で落とし込んで行きました。

運営の工夫として、どのような見せ方を考えていますか?

みぃさん:レッスンや相談会を曜日ごとに整理した“イベント一覧”を用意しています。パッと見て「今週はこれがある」と分かれば、もっと参加しやすいと思ったんです。

有田さん:まさにその通りだと思います。スケジュールが目に見える形で提示されると、今週もこんなに素敵なイベントがある!というワクワク感があるとおっしゃっていただいてます。イベント一覧は視覚的にも分かりやすいし、日常生活の予定にも組み込みやすい。

それに、FANTSにはイベント一覧だけではなく、ライブ配信機能などの便利な機能があります。ZOOMに入室しなくてもアプリを開いて、すぐに配信を見ることができるという忙しいママたちにとってとても便利な機能となります。

これまでは「居場所として使えれば十分」と思っていましたが、今後はそうした機能も積極的に使いこなし、学びを体系化して見せていきたいです。学びというとインプットがメインで捉えられやすいですが、アウトプットができる前提でのインプットが最も重要だと考えています。毎週の想いをどんどんFANTSを利用してアウトプットしていくことで、会員様のやるべきことが明確になっていくことが最も重要なことだと思います。こうやって学びの本質をオンラインサロンで実現させていきます。

会員の声「パソコンを開いたら、まずオンラインサロン」──“会社の休憩スペース”のような親密さを目指す

実際に会員の方々から寄せられた声で、特に印象に残っているものはございますか?

有田さん:はい、いくつもありますが、特に印象的なのは「毎日パソコンを開いたら、まずサロンを開くようになった」という声です。これはまさに、日常のルーティンにオンラインサロンが組み込まれた証拠ですよね。

メールやSNSを確認するのと同じ感覚で「まずはオンラインサロン」という流れが自然にできているんです。

また「お疲れさまと言い合える居場所ができた」という声も多くいただきます。これはすごくシンプルなんですが、主婦やママ起業家の方にとっては大きな意味を持っています。日常生活の中では、頑張りを誰かに認めてもらえたり、労ってもらえる機会が意外と少ないんです。

オンラインサロンに入れば、「今日も頑張ったね」とか「ちょっと疲れたね」と声を掛け合える。そのやり取りが、気持ちを支える大きな柱になっているんです。正直オンラインサロンは大きいことをたくさんやるのではなく、日々のやりとりが重要だと実感しています。

会員の方の中には「会社員時代の休憩スペースの立ち話みたい」と表現された方もいました。大げさな相談じゃなくても、誰かにポロっと話せて、ちょっと笑えて、また仕事に戻れる。

そういう距離感のコミュニケーションが、安心感と継続につながっているんだと思います。

【まとめ】オンラインサロンを「日常に溶け込む場所」に主婦起業家がFANTSで実現した“続く仕組み”

有田さんさんの歩みは、「オンラインの親密さ」では救いきれない孤独に正面から向き合うところから始まりました。日常に溶け込むアプリ完結のFANTSを選び、“一人だけど一人じゃない”を合言葉に、雑談も学びも同じ温度で流れる居場所を編んでいく。

価格は熱量の設計。安さではなく、熱量を持って集う小さな輪だからこそ、講座やコンサルとも響き合う。メンバー発のイベントが芽吹き、季節に合わせて揺らぐリズムも含めて“生活に根ざしたコミュニティ”へと育っていきます。

これからは、Web集客を「楽しい」に戻す明快な軸を掲げ、対談・コラボ・オフラインで関係と体験の厚みを増していく。応援は“いいね”で終わらない。人が人を支える構造を、日常の手触りで更新していく挑戦です。

オンラインコミュニティの立ち上げ・運営はFANTSへ。
アプリ完結の操作性と伴走支援で、あなたのファンの応援を“続く力”に。

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