オンラインサロンの始め方

「自分もオンラインサロンをやってみたい」「興味はあるけど何から始めればいいか分からない」という方のために、オンラインサロンの始め方を5ステップにまとめました。

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いま話題のオンラインサロンですが、開設までに実際どんな準備をするのか気になりますよね。こちらのページでは、「オンラインサロンの始め方」として5つのステップを初心者の方にも分かりやすく紹介しています。各ステップですぐに実践できる具体的なポイントやコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

そもそもオンラインサロンとは?

オンラインサロン 始め方

「オンラインサロンとは何か?」について簡単に整理しておきたいと思います。一言で言えば、オンラインサロンとは「オンラインに存在する、月額会員制のクローズドなコミュニティ」です。

オンラインサロンはSNSなどを利用して、「オンライン」で運営されるケースが多くなっています。そして、多くのオンラインサロンは月額費用を支払い会員となった人だけが利用できる「月額会員制」、つまりサブスクリプション形式の仕組みとなっています。また、会員になった人だけがコンテンツを楽むことができ、サロンの内容は基本的に外部に出してはいけないので、「クローズド」であるという特徴も持っています。

オンラインサロンの種類

オンラインサロンのテーマや内容は様々ですが、特徴によって分類すると、大まかには4種類に分類できます。ただし、以下はあくまでも大まかな分類です。複数のタイプの特徴を持つオンラインサロンも多くあります。魅力的なオンラインサロンを作るためには、サロンオーナーの特性や会員に提供できる情報を考慮してコンセプトやコンテンツ内容を決めることが重要です。

スキルシェア型

スキルやノウハウを持つ人がオンラインで講座やセミナーなどを配信して、貴重な知識や情報、学びの場を提供するタイプです。個人で開設するケースも多くあります。スクールや教室を主催している人、無料コンテンツをオンラインで有料化したい人、趣味や特技を仕事にしてビジネスとして収益化したい人に向いています。

ファンクラブ型

著名人のファンが集まって、オーナーを応援したり、ファン同士で交流したりするタイプです。タレント・アーティスト・スポーツチームのほか、レジャー施設を運営している企業や団体がサロンを主催するケースもあります。

テーマ交流型

趣味や関心、夢や目標など、共通のテーマを持つ人が集まり、交流しながら活動していくタイプです。同じ興味・関心で繋がれる場所を作りたい、みんなで情報交換をしながら社会課題に取り組みたい、大きなプロジェクトを進めるために資金やメンバーを募りたい、ビジネスにも繋がる人脈を作りたいなど、様々なケースがあります。

ユーザーコミュニティ型

自社サービスのユーザーと繋がったり、ブランドとその愛用者が繋がったりする場所をコミュニティとして作るタイプです。見込み顧客や既存顧客の育成がしたい人、サービスやブランドのファンを増やしたい企業など、ビジネスの面でオンラインサロンを活用したい場合はこのタイプです。

①コンセプトやテーマの設定

ここからは「オンラインサロンの始め方」として、準備から開設までの実際の流れを5つのステップに分けて見ていきましょう。著名人のオンラインサロンも、個人でオンラインサロンを始める場合も、基本的に始め方は同じです。

まずはオンラインサロンの ”土台” 部分から決めるのがポイントです。土台が曖昧なままだと、サロンの内容に一貫性がなくなってしまったり、運営開始後にコンテンツをどうブラッシュアップしたらいいのか判断できなかったりするためです。

コンセプトやテーマと聞くと漠然としていて難しそうに感じるかもしれませんが、以下の各項目を考えてみると企画がしやすいです。

オンラインサロン 目的

目的

「なぜ自分はオンラインサロンをやるのか?」を明確にしておきましょう。目的を考える際は、サロンオーナーとなるあなた自身を主語にして、主観や想いを書き出してみるのがおすすめです。

(例)

  • 応援してくれる人ともっと身近で繋がることで、ファンとより強固な信頼関係を築いていきたい
  • 大学に行かなくても専門家から学べる場を作りたい
  • オンラインサロン テーマ

    ターゲット

    「こんな人たちが集まる場所にしたい」というイメージを具体的に決めましょう。コンテンツ内容を考えたり、告知・集客で発信したりするときにも指針になります。属性や悩みなどを想定しましょう。

    (例)

  • イベント参加率7割以上のコアなファン
  • 独立を目指している20代後半〜30代の会社員で、何から始めればいいのか分からないという人
  • オンラインサロン 会員

    会員のゴール

    会員がオンラインサロンに入って何を得られるのか?を明確にしましょう。「こんな風になれる」というイメージでも大丈夫です。会員を主語にして考えてみるのがおすすめです。

    (例)

  • 〇〇と繋がることで、毎日がちょっと豊かになる
  • 〇〇に悩む仲間が見つかる
  • スキルアップで月収〇万円アップ
  • オンラインサロン 名前

    キャッチコピー

    「このオンラインサロンはこんな場所です」と一言で表現できるようなキャッチコピーを考えてみましょう。オンラインサロンが初めての方にもイメージを持ってもらいやすくなります。

    (例)

  • 〇〇の素顔が見れるただ一つの場所
  • 初心者からベテランまで学べる、〇〇専門オンラインスクール!
  • ②プラットフォームの選定

    オンラインサロンの土台が決まったら、次はアプリや決済システムなど、各種システムを用意します。方法としては、次の2パターンから選びます。

    2つのパターンはどちらも一長一短で、サロンオーナーの状況も様々なので、どちらを使うかに正解はありません。ただ「こんな方におすすめ」という内容は記載しているので、判断の参考になれば幸いです。

    オンラインサロン用のプラットフォームを利用する

    オンラインサロン プラットフォーム
    メリット
    • 各システムを個別で探して検討する必要がない
    • 初期設計の手間や時間が比較的少ない
    • システム同士の自動連携により管理工数が少ない
    デメリット
    • プラットフォーム手数料がかかる
    • 審査を通らないとプラットフォームを利用できない

    アプリ・決済システム・サロンの紹介ページなど、オンラインサロンの開設・運営に必要なシステムがまとめて揃う、専用のプラットフォームを利用するパターンです。

    プラットフォーム利用がおすすめなのは、会員数が100名を超えるなど比較的規模が大きくなる見通しの場合や、運営スタッフが他におらずサロンオーナー個人が運営全般を担う場合です。

    こういった場合、各システムが一つのプラットフォームで揃うことで開設準備の負担が軽減されるのはもちろん、システム同士が自動連携していることで、入会・退会などに伴う会員管理も自動でできるのがポイントです。自動連携していない場合、「表計算ソフトで会員一覧を作り、決済データと定期的に照合する」「決済が止まっている会員がいれば会員資格を停止する」「新しく決済した会員がいればURLを送る」などの方法で運用することになります。これを数百人の会員を対象に行なったり一人で行ったりする負担は相当なものでしょうし、何より手作業のため人為的なミスが起こるリスクはどうしても消えません。

    以上の理由から、会員数が100名を超えるなど比較的大規模になるサロンや、運営スタッフがおらずサロンオーナー一人で運営するサロンの場合は、オンラインサロン専用のプラットフォームを利用するのがおすすめです。ただし、システムがどこまで網羅されているのか、どの程度自動連携しているのか、などはプラットフォームごとに異なるので、必ず情報収集をして確認するようにしましょう。

    プラットフォームは利用せず、自分で各システムを用意する

    オンラインサロン 自前
    メリット
    • 手数料を抑えられる(※決済システムの手数料がかかる場合も)
    • 審査が必要ない(※決済システムで審査がある場合も)
    デメリット
    • システムを一つずつ探して検討する必要がある
    • 初期設計も個別で行うため手間や時間がかかりやすい
    • システム同士が独立しているため手作業が発生する

    専用のプラットフォームを利用しない場合、アプリ・決済システム・紹介ページなどをそれぞれ自分で用意します。

    各システムを自分で用意してサロンを始めるパターンは、運営に手間や時間がかかってもいいからとにかく手数料を抑えたい場合や、サロンオーナー個人だけではなく複数人体制で運営ができるので工数を確保できている場合におすすめです。

    すでに書いたように、プラットフォームを利用しない場合は会員の入退会などに伴う手作業が都度発生します。こうした手作業に対応してでも手数料を抑えたい、あるいはビジネスや事業として人も揃えてオンラインサロン運営を行なうので十分対応できそうだという場合には、プラットフォームを利用せず各システムを個別で用意するのが良いでしょう。

    繰り返しになりますが、どちらを使うかに正解はありません。自分のサロンで優先するのが手間や時間をかけないことなのか、手数料を抑えることなのか。この部分をよく整理して、どちらの方法でサロンを始めるか判断しましょう。

    ③初期設計

    各システムが揃ったら、費用やコンテンツなどサロンの中身や詳細を決め、システムに設定していきます。

    プラットフォームを利用する場合は、プラットフォームのダッシュボードや設定画面で大体の設定ができる場合が多いです。各システムを自分で用意する場合は、システムごとにダッシュボードや設定画面に行き、設定していきます。

    オンラインサロン 会費

    会員費用の設定

    お金の部分についても決めていきましょう。月額の会員費用をいくらにするのかはもちろん、プランは一つだけにするのか複数用意するのか、初めの7日間は無料など無料期間を設けるのか、月払いだけでなく年払いも用意するのか、年払いなら1ヶ月分無料などお得な設定をするのか、などについても決める必要があります。

    費用の決め方は非常に悩ましい部分かと思いますが、同じジャンルやテーマのオンラインサロンをいくつか調べてみてだいたいの相場を掴むのも良いでしょう。あるいは、「1回飲みに行くのと同じくらいの値段でオンラインサロンに参加できる」「ゴルフの打ちっぱなしに1回行くのと同じくらいの値段で、オンラインサロンなら1ヶ月利用できる」など比較対象を設けるのも有効です。会員もイメージしやすくなるので「それなら入ってみようかな」と入会に繋がることが期待できます。

    オンラインサロン サイト

    紹介サイトの制作

    オンラインサロンは、利用したことがないという方の方がまだまだ圧倒的に多い状況で、「オンラインサロンってなんか怖い」というイメージを持っている方もたくさんいます。得体の知れないものにお金を払う人はまずいないので、「どんな場所なのか」「何ができるのか」「どんなコンテンツを楽しめるのか」などの情報が分かりやすく説明された場所を用意するのが必須です。

    おすすめは、専用のランディングページかサイトを用意すること。ただし、すでにホームページや公式サイトがある場合はオンラインサロンの紹介用に一つページを増やすという方法でもいいでしょう。ちなみに、ニュースや記事として投稿する方法では、別のニュースや記事を投稿するたびにオンラインサロンの情報が埋もれて行ってしまうので、あまりおすすめしていません。アクセスしやすいように、ページやサイトとして独立した場所を用意するのが重要です。

    オンラインサロン コンテンツ

    コンテンツの考案

    オンラインサロンが始まったらどんなコンテンツを発信していくのか、あらかじめ決めて準備をしましょう。つぶやき・コラム・記事・ライブ配信・音声配信・ミーティング・オフ会などどんな形のコンテンツを作るのか、それぞれ週に1回なのか月に1回なのか、目玉として特にアピールするのはどのコンテンツなのか、などを考えて、アプリ上に投稿するものについてはスレッドやチャンネルなどの投稿場所を用意します。

    ポイントは、「オンラインのみで完結する」「投稿やコメントをしなくても楽しめる」など、”見ているだけで楽しめるもの” をメインにすること。積極的に書き込んだり参加したりするのは会員の中でも一部なので、多くの人にとって居心地が良い場所になるよう「見るだけ&読むだけ」のコンテンツを中心に置いてあげるのが良いです。

    プラスアルファで、会員同士で繋がったり共感できる場所を用意してあげたり、オフラインの交流会などを活用するのも効果的です。

    オンラインサロン ルール

    利用ルール・ガイドライン設定

    利用規約とは別に、利用にあたってのルールやガイドラインを決めておくことをおすすめしています。ルールと書きましたが、「文化」というイメージが近いかもしれません。どんな空間を目指すのかということや、「こんなふうに交流しましょう」「こういう行動はしないようにしましょう」という振る舞いの基準を示すことで、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。

    ちなみに、「●●スクールの校則」「●●サロン 鉄の掟!」のようにオリジナルの名前をつけると、より浸透しやすくなりますよ。

    (例)

    • みんなが安心して過ごせる言葉遣いで話そう
    • 行動や振る舞いを強制しない、みんな自分なりの楽しみ方でOK!

    ルールやガイドラインの内容が決まったら、投稿を固定表示する機能や、ピン留めしておく機能などをうまく使って、入ってきた会員がすぐ見れる場所、そしていつでも見返せる場所に投稿しておきましょう。

    オンラインサロン 最初

    ウェルカムメッセージの投稿

    会員さんが初めてサロンにログインしたときパッと目に入る場所に、オーナーからの歓迎の言葉も投稿しておきましょう。告知の際に紹介サイトやSNSでも繰り返し発信するかと思いますが、サロンに入会してくれた人には改めて、以下の内容をテキストや動画で投稿しておくと、期待感を高めたり安心してもらうことができます。

    • 入会へのお礼や歓迎の言葉
    • なぜオンラインサロンをやろうと思ったのか
    • どんな場所にしたいと思っているか
    オンラインサロン 使い方

    サロンの使い方・楽しみ方案内

    会員の中にはオンラインサロン自体が初めてという方もたくさんいます。「入ったは良いけど何をしたらいいのか分からない」と戸惑う方も多く、迷ってしまうと最悪退会につながってしまうこともあります。そのため、オンラインサロンを安心して楽しめるよう、使い方や楽しみ方を投稿しておいてあげると丁寧です。余裕があれば、よくある質問なども載せましょう。

    具体的には、以下のような内容を盛り込むのがおすすめ。ウェルカムメッセージの最後に付け加える形でも大丈夫です。

    • ここはみんなで〇〇を学ぶサロンなので、見るだけ・読むだけで学ぶことに専念するのもOKです。
    • もちろん、「いいね」を押したりコメントしたり、会員さん同士で交流を楽しんでも大丈夫です。
    • 毎週1回は動画を投稿して、月に1回はオンライン交流会をやっていきます。ぜひチェックしてください。
    • 〇〇のコンテンツはここ、●●のコンテンツはここにあります。
    • △△のコンテンツは皆さんも投稿ができるので、ぜひ悩みや相談を気軽に投稿してくださいね。
    オンラインサロン 自己紹介

    プロフィールの入力

    オンラインサロンの鍵はやはり距離の近さ。サロンオーナーのことをより知ってもらうことが大切です。

    そこで、会員が入ってくる前にオーナーや運営スタッフのプロフィールを埋めておきましょう。プロフィールの機能がない場合は、会員同士で自己紹介ができる掲示板やスレッドを用意して、そこに自分のプロフィールを投稿します。お手本にもなるので、会員も自己紹介や書き込みがしやすくなります。

    ④告知・集客

    オンラインサロンの設計がある程度できたら、告知に入ります。告知〜募集まで1週間、募集〜開始まで1週間で、合計2週間程度の期間を設けることをオススメします。

    オンラインサロン 集客

    告知

    文字通り「こんなオンラインサロンを始めます!」という告知を行います。サロンへの期待を高めて、「早く申し込みたい!」と思ってもらえるかどうかが鍵です。

    告知はSNSやその他メディアを利用するのが効果的ですが、各媒体の特性を考えるのがとても大切です。一番ターゲットに届きそうな媒体を使ったり、併用したりしましょう。

    • X(Twitter):リアルタイム性・ハッシュタグによる拡散性が強み
    • Instagram:ハッシュタグによる拡散力・ライブ配信でのアピール
    • Facebook:リアルでの繋がりに情報を届けやすい
    • ブログやnoteなど:より詳細な情報や開設への想いを伝えられる

    このとき、必ず紹介サイトや紹介ページのURLを載せて投稿するようにしてください。一つの投稿でオンラインサロンの全体像を伝えることは難しいので、「気になった方はこちら!」などの言葉とともに、サイトを見に行ってもらえるよう誘導してみてください。

    募集

    募集期間は、実際に会員にオンラインサロンに申し込みをしてもらう段階です。申込受付と同時にオンラインサロンをスタートすることもできますが、1週間ほどの募集期間を設けることをおすすめしています。

    理由は、ある程度人数が集まった状態で会員が一斉にオンラインサロンに入るためスタート直後から比較的盛り上がりを作りやすく、スムーズに運営を始められるためです。また、初期メンバー同士での仲間意識が生まれて会員同士の交流がしやすくなるという効果も見込めます。

    ただし、募集期間が長すぎると早めに登録した人がスタートまで長く待つことになり、ワクワク感や熱量が下がりかねません。そのため、申込受付の開始からサロンのスタートまでのスケジュールは1週間程度にするのが良いでしょう。

    オープン

    開始日になったら、申込を完了している会員の方がアプリにログインできるようになります。

    オープン後も引き続き告知・募集を行うこともできますし、「1期生」「2期生」のように募集期間を区切る場合は、ここで一旦募集を締め切ります。

    ⑤開設

    いよいよ、あなただけのオンラインサロンが始まります! 会員との新しい学びや交流の場で、双方向のコミュニケーションをお楽しみください。ちなみに、開設後の運営で気をつけるといいポイントは以下の通りです。

    運営のコツ1:会員への早めのリアクション

    まだまだオンラインサロンの認知度は低く、多くの会員は「いいね」を押したりコメントするだけでも、あなたが思っている以上に緊張しています。まして、投稿で情報発信をした会員はなおさらです。

    そのため、「いいね」・コメント・投稿など会員がアクションをしてくれたときには、まずオーナーが積極的に反応することで、会員がアクションをする心理的なハードルを下げていきましょう。オーナーからの投稿で根気よく「たくさんのいいねをありがとうございます!」「会員の方同士でも気軽にいいねを押してくださいね」と伝えていくことも効果的です。

    オンラインサロン 運営方法

    運営のコツ2:温度感のあるコミュニケーション

    オンラインサロンの魅力は、何と言ってもサロンオーナーと会員、そして会員と会員の距離の近さ。会員とやり取りするときに敬意や礼儀を示すことはもちろん大切ですが、ビジネスライクにかしこまりすぎず、口語調で書いたり絵文字を活用したりすると、人間味を感じる、温度感を感じるコミュニケーションになって会員の方が安心してくれることもあります。

    オンラインサロン コミュニケーション

    もちろん、サロン内容などによっては丁寧でかしこまったコミュニケーションが基本となる場合もあり、お金を払っていただいている以上会員に価値のあるサービスを提供するのは当然ですが、多くのオンラインサロンでは、温度感を感じるコミュニケーションを心がける方が効果的です。かしこまりすぎず、温度感を感じるコミュニケーションを心がけると良いでしょう。

    まとめ

    ここまで、「オンラインサロンの始め方」について紹介してきました。

    オンラインサロンとは「オンラインに存在する、月額会員制のクローズドなコミュニティ」で、大まかには「スキルシェア型」「ファンクラブ型」「テーマ交流型」「ユーザーコミュニティ型」の4つに分けられます。

    オンラインサロンを始めるには、まず ”土台” となるコンセプトやテーマを設定します。なぜ自分はオンラインサロンをやるのか?という「目的」、こんな人たちが集まる場所にしたいという「ターゲット」、オンラインサロンに入って何を得られるのか?という「会員のゴール」、このオンラインサロンはこんな場所ですと一言で伝わる「キャッチコピー」の4つの枠組みで考えると、コンセプトやテーマを設定しやすくなります。

    次に、プラットフォームについては「オンラインサロン用のプラットフォームを利用する」「プラットフォームは利用せず、自分で各システムを用意する」の2パターンから選びます。どちらもメリット・デメリットがあるので、時間や手間をかけずに始めることを優先してプラットフォームを使うのか、手数料を抑えることを優先して自分で各システムを用意するのかを判断しましょう。

    続いて、初期設計を行います。費用やコンテンツなどサロンの中身を決めて、システムに設定していきます。「会員費用の設定」「紹介サイトの制作」「コンテンツの考案」「利用ルール・ガイドライン設定」「ウェルカムメッセージの投稿」「サロンの使い方・楽しみ方案内」「プロフィールの入力」などの準備を進めます。

    サロンの中身がある程度決まったら、告知・集客を行なっていきます。ターゲットに合ったSNSを選んで1週間程度サロンの告知をしたら、会員の申し込みを受け入れる募集期間に入ります。引き続き告知を行いつつ1週間程度の募集期間を経て、いよいよサロンのオープンです。

    サロンが始まってからは、会員へのリアクションを早めにしてサロンを楽しむハードルを下げること、かしこまりすぎず温度感のあるコミュニケーションでオーナーとの距離の近さを感じてもらうことを意識しましょう。

    以上のように、オンラインサロンを始めるまでには様々なステップや準備があります。オンラインサロン専用のプラットフォーム『FANTS』なら開設に必要なものが一通り揃うので、最短2週間での解説も可能です。タレントやプロスポーツチームのサロンから個人のサロンまで幅広いサポート実績があり、豊富なノウハウを持つプロデューサーが企画段階から関わるケースもあります。

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