コミュニティ運営とは?メリットやコツを紹介!
個人・企業を問わず運営されているコミュニティ。
コミュニティを運営したいけれど「コミュニティ運営って何をすればいいのかわからない」「コミュニティ運営のコツが知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
この記事では私達がオンラインコミュニティを支えてきた知見より、コミュニティ運営の説明から運営のコツまで解説します。
記事を読み終えるとコミュニティの概要が把握でき、運営のコツを知ることができますよ!
それでは解説していきます。
コミュニティ運営とは?
コミュニティ運営とは「特定の目的や共通の興味を持つメンバーが集まり、交流し、情報を共有するプロセスを組織的に管理すること」ことです。
様々なコミュニティが存在する中で、オンライン・オフラインを問わずコミュニティには目的が存在します。
アーティストやスポーツ選手が主催しているコミュニティならファンと交流して長くファンでいてもらうのが目的で、企業が主催しているコミュニティなら自社製品のユーザーにお得な情報やクーポンを提供することでLTVを伸ばすのが目的です。
コミュニティ運営のメリット・デメリット
昨今主催する人、参加する人が増えてきたコミュニティ。
コミュニティ運営で得られるメリットも多いですが、関わり方を間違えると損をする可能性もあります。
ここではコミュニティ運営のメリット・デメリットを説明します。
コミュニティ運営のメリット
情報共有とユーザーのための学びの機会
コミュニティ運営は、メンバーが共通の興味や目的を持つことで1人1人にあった価値観や知識を得られます。
知識や経験を共有する場として、メンバー同士が情報やアイディアを交換し学び合う機会が増やせるかもしれません。
理想の空間を実現できる
個人でコミュニティ運営すると自分だけの理想のコミュニティを作ることができます。
個人でコミュニティ運営するのは大変な部分もありますが、自分のスキルや趣味をもとに価値のあるコンテンツが発信できれば、同じ属性の人たちを集められますよ。
うまくコミュニティ運営できれば、自分や誰かのサードプライスとなる場所を構築できるでしょう。
コミュニティ運営のデメリット
必ずしも成功するわけではない
何事にも言えますが、コミュニティを運営したとしても必ずしも目的達成できるわけではありません。
- コミュニティに人が集まらない
- コンテンツ発信が続かない
- 運営の時間が確保できない
など、様々な理由から片手間で運営できるものではないでしょう。
個人でコミュニティ運営する場合は失敗のリスクは小さいですが、企業でコミュニティ運営するとなると失敗の損失が大きくなります。
コミュニティを運営する際には、コミュニティ運営の目的は何か・引き際はどこかを考えた上で運営を進めましょう。
トラブルに巻き込まれる可能性がある
コミュニティを運営している以上、ユーザーに対してやユーザー同士のトラブルに巻き込まれる可能性があります。
利害が一致していたり同じ趣味を持つ人が集まっているとはいえ、様々なユーザーが集まっているのは事実。
また月額有料性のコミュニティを運営している場合、決済関連のトラブルがあるとコミュニティ存続の危機にもさらされます。
未然にトラブルを防ぐために、ルールや規約を策定しコミュニティ内のやり取りを確認しておきましょう。
コミュニティの作り方
「コミュニティ運営の概要やメリットデメリットは理解できたけど、そもそもどうやってコミュニティを作れば?」と疑問に思う方もいるでしょう。
コミュニティを作る上で考えるべきことがいくつかあるので、ここではそれを解説します。
コミュニティのコンセプトを決める
まずはコミュニティのコンセプトを決めましょう。
コンセプトが決まってないと、コミュニティ内に提供するコンテンツに一貫性がなくなってしまい、結果としてユーザーの離脱に繋がります。
- 何のためにコミュニティを作るか?
- どのようなユーザーに参加してもらいたいか?
- コミュニティの売りは何か?
などコミュニティの土台となる部分を考えておくと良いですよ。
コミュニティ運営の形式を決める
次はどのようにコミュニティを運営していくか決めます。
コミュニティ運営の形式にも種類があり
- 定期的にオフライン交流して繋がりを深める
- SNSなどを利用してオンラインで交流する
- オフラインとオンラインの両方で交流する
など選択肢は様々です。
どの形式を選択するかはどのようなコミュニティを運営するかで変わってくるので、コミュニティに合ったものを選びましょう。
またFANTSはオンラインコミュニティ運営のためのプラットフォームです。
コミュニティ運営のための機能がすべて揃うので、詳しく知りたい方はこちらよりお問い合わせください!
コンテンツを考案する
次にコミュニティ内にどのようなコンテンツを提供するか考えましょう。
コンテンツの型が決まっていればユーザーも参加しやすく、結果として長くコミュニティに属してもらえますよ。
コンテンツの例としてオンラインの場合は自社製品の応用的な使い方やためになるスキルなどを発信します。
またオフラインの場合は共通の趣味を披露する場やボランティアを企画するのもいいでしょう。
コミュニティごとにユーザーに提供できるコンテンツが異なるので、ユーザーの求めるものは何かを念頭に置いてコンテンツを設計してくださいね。
コミュニティ運営の開始
コミュニティ運営のための土台が揃ったら、早速コミュニティ運営を開始しましょう。
コミュニティ運営は継続が重要です。
定期的なイベント開催ができなかったりコンテンツ発信が止まってしまうと、ユーザーの離脱に繋がります。
予めコンテンツ提供の頻度を決めておくと、運営が習慣化します。
コンテンツ提供が大変だという方は、ユーザー自身がコンテンツを提供できるような仕組みを作るのもありですよ。
またオンラインコミュニティの作り方はこちらで詳しく解説しているので、よければ参考にしてくださいね!
コミュニティ運営のコツ
ここまででコミュニティ運営についての概要が把握できたと思います。
コミュニティを運営するにあたって「運営のコツが知りたい」という方もいるでしょう。
ここではオフライン・オンライン問わずコミュニティ運営のコツを解説します。
コミュニティを運営している目的を伝える
運営しているコミュニティは何のために存在しているのか、何を目的としているのかをユーザーに伝えましょう。
今の世の中、エンタメはそこら中に溢れています。
「自分の時間を使ってでもコミュニティに参加したい!」と思わせるだけの目的があるか、あるのならユーザーに適切に伝えられているかは常に確認するといいですね。
コミュニティの目的に共感せずにユーザーが参加してしまうと、後々の離脱に繋がります。
SNSなどを使ってコミュニティを運営している場合は、常に目に付く場所にコミュニティの目的を設置しておきましょう。
ユーザー同士が交流できる仕組みを作る
主催者の一方通行なコミュニケーションだけでなく、ユーザー同士が交流できる仕組みを作るとユーザーの満足度もあがりますよ。
オフラインの場合は主催者が参加しない地方限定のイベントを開いたり、オンラインならユーザーが利用できるチャットなどを導入してもいいでしょう。
ユーザー同士が交流するとコミュニティに対して帰属意識が高まり、コミュニティへの参加が継続します。
またユーザー同士の交流が活性化するとユーザーだけでコンテンツが生み出されるので、主催者の負担が減りますよ。
新規ユーザーが馴染める環境を作る
コミュニティを拡大させるためには、新規ユーザーが馴染めて定着する仕組み作りが大切です。
コミュニティの立ち上げ当初は問題ないのですが、運営してしばらくすると活動しているメンバーが固定され閉鎖的になっていきます。
その状態で新規ユーザーが参加してしまうと、疎外感からユーザーが離脱する可能性があります。
新規ユーザーに定着してもらうために、新規ユーザーと既存ユーザーの交流のためのイベントを開催したり、新規ユーザーの自己紹介コンテンツなどを用意しましょう。
長期目線を持つ
コミュニティを成功させるには長期的な目線が必要です。
ユーザーが増えればコミュニティ運営により自社製品を購入してもらったり、他のビジネスに繋げられます。
ですがコミュニティ立ち上げ当初は思ったよりもユーザーが増えず、利益が出ないことのほうが多いです。
そこで焦って利益を出そうとすると、ユーザーが求めているコミュニティと乖離して、結果としてユーザーが離れていきます。
長期的なコミュニティ運営を前提としてコツコツ取り組みましょう。
またオンラインコミュニティ運営のコツについて詳しく知りたい方はこちらで解説しているので、よければ参考にしてください!
まとめ
- コミュニティ運営とは?
- コミュニティ運営のメリット・デメリット
- コミュニティの作り方
- コミュニティ運営のコツ
を解説しました。
ユーザーとの交流を深めファンの獲得に役立つ「コミュニティ運営」。
コミュニティ運営の効果や利益を得られるまでは時間がかかりますが、上手く利用できれば自社のビジネスが加速するので、ぜひこれを機に取り組んでみてくださいね!
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