オンラインコミュニティとは?種類や作り方を解説!
個人・企業問わずに開設されているオンラインコミュニティ。
「オンラインコミュニティってそもそも何?」「オンラインコミュニティを作るにはどうしたらいいの?」という疑問を持っている方もいるでしょう。
この記事の前半ではオンラインコミュニティの概要を解説し、後半ではオンラインコミュニティの作り方を解説します。
記事を読み終えるとオンラインコミュニティを理解でき、オンラインコミュニティを作れるようになりますよ!
オンラインコミュニティを作りたい企業の担当者や個人の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは解説していきます。
オンラインコミュニティとは?
その名の通り、オンライン上に存在するコミュニティのことです。
職場や学校などのように受動的に集められるわけではなく、共通の目的や趣味を持った人が主体的にオンライン上で集まります。
コミュニティの形式としてはSNSでオープンに交流するコミュニティもあれば、オンラインサロンのようにクローズドな空間で交流するコミュニティもありますよ。
手軽に自分の理想とするコミュニティを運営できるのがオンラインコミュニティの特徴でしょう。
また近年でオンラインコミュニティは活性化しており、コロナ禍の1年で大手オンラインサロンプラットフォームの会員数は1.8倍程度増えたそうです。
オンラインコミュニティの種類
様々なコミュニティの種類がありますが、ここでは4つの種類について解説します。
スキルシェア型コミュニティ
「スキルシェア型コミュニティ」は共通のスキルや能力を参加者同士でシェアし合うコミュニティです。
個人が簡単に参加できるコミュニティ例だと、Yahoo!知恵袋などが有名ですね。
Yahoo!知恵袋はコミュニティに参加している感覚が薄いかもしれませんが、自身のスキルや能力を活用して他人の問題解決するという点で立派なコミュニティと言えるでしょう。
またスクールや教室が有料会員を募って運営されているコミュニティもあります。
ファンクラブ型コミュニティ
「ファンクラブ型コミュニティ」は著名人やインフルエンサーがオーナーを務めるコミュニティです。
オーナー自身が限定コンテンツを発信してファンと交流したり、ファン同士で交流してもらうのがこのコミュニティの目的になります。
一般的には月額支払いのサブスク決済でコミュニティが運営されますよ。
クローズドなコミュニティなので、炎上の心配が少ないのが特徴です。
テーマ交流型コミュニティ
「テーマ交流型コミュニティ」は共通の趣味や夢を持つ人が集まり交流するコミュニティです。
交流することが目的なので、個人で作りやすいコミュニティなのが特徴ですね。
無料のプラットフォームを利用して作成され、オープンな場での交流となります。
ユーザー型コミュニティ
「ユーザー型コミュニティ」は企業が自社製品の販売促進のために運営するコミュニティです。
ユーザーに対して自社製品の役に立つ使い方を発信したり、お得なクーポンを配布して自社製品のファンを増やします。
一般的には自社制作したサイトやアプリを利用したり、有料プラットフォームを利用してコミュニティ運営する場合が多いですよ。
オンラインコミュニティの種類について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
オンラインコミュニティのメリット
オンラインコミュニティを作成し運営するメリットはいくつかあります。
ユーザーのニーズを深く理解できる
オンラインコミュニティではユーザーと関わる機会が増えるため、ユーザー自身やニーズを深く理解できるメリットがあります。
情報を発信、製品を発売した後にコミュニティ内で意見を聞いたりアンケートを取ることでユーザーの反応を収集できます。
コミュニティ無しでユーザーの反応を集めるには労力やコストがかかる場合が多いので、手軽にユーザーの反応を集められるのは大きなメリットですね。
ユーザーをファン化しLTVを伸ばせる
オンラインコミュニティでユーザーと交流しファンが増えると、ユーザーのLTVの伸びが期待できます。
モノが溢れかえっている昨今の世の中では、製品の良さを伝えるだけではユーザーに購入してもらえません。
コミュニティ内で製品に込めた思いやストーリーをユーザーに伝え、製品やブランドに愛着をもってもらえると製品の継続的な購入に繋がります。
サポートの工数削減になる
オンラインコミュニティ内のユーザー同士の交流でサポート対応工数の削減が見込めます。
コミュニティ内にユーザー同士が交流できる場があれば、自然と製品の疑問などをユーザー間で解決し、サポート対応が必要なくなるでしょう。
またユーザー自身がコンテンツを作成する場などもあれば、ユーザーがコンテンツを作成してくれてより良いコミュニティへ成長しますよ。
オンラインコミュニティの作り方
「じゃあオンラインコミュニティってどう作れば?」と思う方もいるでしょう。
ここからはオンラインコミュニティの作り方や運営に必要なものを解説していきます。
コミュニティのコンセプトを決める
まずはコミュニティのコンセプトを決めましょう。
コンセプトが決まっていないとユーザーに価値のあるコンテンツを届けられず、ユーザーの離脱に繋がります。
記事上部で紹介しているオンラインコミュニティの種類からどのコミュニティを作るか決めたり、コミュニティを運営する目的を明確に定めてユーザーにファンになってもらえるようなコンセプトを決めましょう。
コミュニティの運営プラットフォームを決める
次はどの媒体でコミュニティを運営するか決めましょう。
媒体にはいくつか種類があり
- SNS
- プラットフォームを0から構築
- コミュニティプラットフォーム
などがあります。
それぞれでメリット・デメリットがあるので、コミュニティの運営目的でどの媒体を利用するかを決定してくださいね。
媒体の詳細については後述します。
ユーザーの参加費を決める
ユーザーがコミュニティに参加するための費用を決めましょう。
有益な情報を発信する代わりに有料にしたり、企業のポータルサイト的な利用を考えるなら無料にしてもいいですね。
有料にするならプランを複数に分けて異なる金額設定にし、プランごとに発信内容を変えたりするとユーザーが入会しやすくなりますよ。
会費を具体的にいくらにするかは難しい問題ですが、同じジャンルのコミュニティや競合他社の事例を参考にしつつ会費を決めましょう。
また「ランチ一回分でコミュニティに参加できる!」など日々の行動と比較すると、ユーザーも会費の相場観がイメージできて入会に繋がる可能性が高まります。
コンテンツの考案
コミュニティ内で発信するコンテンツを考えましょう。
コンテンツの形式として、テキスト・音声・動画・ライブ配信のどれで発信するのか、発信頻度はどれくらいかなどをコミュニティ開始前に決めておくとスムーズにコミュニティ運営が行えます。
またオーナーだけが発信するのではなくユーザーが発信したり、ユーザーとの交流の場、ユーザー同士の交流の場などをコンテンツとして提供するとユーザーのファン化に繋がりますよ。
コンテンツの良し悪しでコミュニティ運営が上手くいっているかどうかが決まるので、入念に考案しましょう。
利用ルールやガイドラインを設定
コミュニティを利用するにあたっての利用ルールやガイドラインを設定しておきましょう。
事前にルールなどを決めると、トラブルを未然に防いだりトラブルが起きても責任の所在がハッキリしますよ。
ルールとしては
- 商材の勧誘禁止
- コミュニティ内コンテンツの流出禁止
- 誹謗中傷禁止
などが一般的ですね。
加えてルール違反した際の措置なども明記しておきましょう。
ユーザーを集客する
最後にコミュニティに参加してくれるユーザーを集客しましょう。
ある程度知名度があっても、コミュニティを開設しただけではユーザーは参加してくれません。
ユーザーを集めるにはコミュニティではどういう発信をしていて、どのような価値があるのかを伝える必要があります。
集客媒体としてはSNSや自社サイトが利用できますよ。
企業としてコミュニティに取り組んでいて予算がある場合は、広告出稿するのも一つの手ですね。
コミュニティを運営する
ユーザーを集客できたらオンラインコミュニティを開始し運営を進めましょう。
日々のコンテンツ提供やコミュニケーションに加えて、有料コミュニティを運営しているなら決済に問題がないかの確認、問い合わせ対応などもコミュニティ運営に含まれます。
やることが多くて不安に思われるかもしれませんが、こちらでコミュニティ運営のコツを解説しているので、よければ参考にしてくださいね!
またオンラインコミュニティの作り方についてもこちらで詳しく解説していますよ。
運営のためのプラットフォーム
コミュニティ運営のためにはプラットフォームが必要です。
プラットフォームにはいくつか種類があるので、それぞれの特徴を説明していきますね。
SNSをプラットフォームとして利用
無料で利用できるSNSでもコミュニティ運営が行えます。
コミュニティ運営にはFacebookの利用が多いですよ
Facebookはクローズドな空間を簡単に用意できるので、手軽に特定のユーザーだけに情報を伝えられます。
また利用するSNS特有の機能が使えるのもメリットですね。
ただSNSを有料コミュニティに利用しようとすると、決済情報と会員情報が紐付いていないために管理が大変というデメリットがあります。
SNSはまずは手軽にコミュニティ運営したいという方にオススメです!
コミュニティプラットフォームを利用
コミュニティ運営の機能を持っているプラットフォームを利用することでコミュニティ運営が行えます。
コミュニティプラットフォームは利用のために月額手数料を支払う必要がありますが、代わりにコミュニティ運営に特化した機能を持っていたり決済情報と会員情報が紐付いていたりと、様々なメリットがありますよ。
ある程度の費用を支払ってもいいから本格的なコミュニティを運営したいという方にオススメです!
また「FANTS」はこのタイプに該当しており、コミュニティ運営のためのすべてが揃います。
興味あるかたはこちらから資料をダウンロードしてくださいね!
プラットフォームを0から構築
自社・自分で0からプラットフォームを構築することでコミュニティを運営できます。
0から構築する場合は大きな初期費用が必要ですが、オリジナルの機能や独自の世界観を出せる、などのメリットがありますよ。
初期費用が大きいため確実に集客が見込めないのなら、0からの構築は避けたほうがいいかもしれません。
反対に大手企業やインフルエンサーなどで確実に集客できるのなら、0から構築したほうがランニングコストが安くなる可能性があります。
コミュニティ運営のためのプラットフォームについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね!
まとめ
- オンラインコミュニティとは?
- オンラインコミュニティの種類
- オンラインコミュニティのメリット
- オンラインコミュニティの作り方
- 運営のためのプラットフォーム
を解説しました。
この記事を読んでいただければ、オンラインコミュニティの概要を知ることができ、オンラインコミュニティを作成できるようになりますよ!
オンラインコミュニティを運営してファンを増やし、ビジネスを活性化させていきましょう!
オンラインコミュニティ運営ならFANTS
FANTSはオンラインコミュニティ運営のためのプラットフォームです。
FANTSではオンラインコミュニティ運営のための全ての機能を提供しており、ご要望に合わせてコミュニティ開設に向けてのプロデュースも行っています。
詳しく知りたい方はこちらよりお問い合わせください。