FacebookからFANTSに乗り換えた理由とは？【SMALL WORLD】

2024.05.08

導入事例インタビュー

2022年エミー賞を受賞した川原卓巳さん主催の『SMALL WORLD』。今回は『SMALL WORLD』についてFANTSで開設した背景や実際にご利用いただき良かった点や課題と感じていることについて、運営をご担当されている伊藤さんに詳しくお話をお伺いしました。（聞き手：FANTS編集部シノダ）

SMALL WORLDとは

◯料金
-月額：￥2,980-税込
-年額：￥29,800-税込

※2024年5月時点 220人が参加中

▼目次▼

自己紹介
FANTSでコミュニティを開設した経緯は？
実際にFANTSを利用したことで改善したことは？
いま課題だと感じていることは？
FANTSでのオンラインコミュニティ開設をおすすめしたいひとは？
オンラインサロンの悩みは『FANTS』にご相談ください

1.自己紹介

▼オーナー：川原卓巳さん

1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。 2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。

近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。 2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

▼FANTS運営者：伊藤たつみさん

本日インタビューを行う、伊藤さんも素晴らしい経歴の持ち主です。

自社運営コミュニティ#selfmediaや、担当するクライアント様のコミュニティで、入退会をはじめとしたお客様とのやりとりを主に担当。社内では幅広い業務をこなすオールラウンダー。細かいところに気がつくので、代表福田、右腕松井のサポート役としても頼りにされている。

佐賀県唐津生まれ、唐津育ち。歯科医院事務、温泉施設支配人、飲食店調理補助、ブライダル音響など多くの職種を経験。
その傍ら、心理学を学び、書道家としての顔を持ち、書道作品の製作も行う。

2.FANTSでコミュニティを開設した経緯は？

会員1500人のコミュニティが”カオス”状態に

シノダ：
FANTSでオンラインコミュニティを開設する前にもオンラインコミュニティを運営していらっしゃったんですよね？

伊藤：
そうですね。SENSEという名前で2020年末頃から運営していました。だいたい会員数1500人ほどの大規模なコミュニティでした。

シノダ：
そこからFANTSでのオンラインコミュニティ開設に至ったのはどういう理由からですか？

伊藤：
コミュニティがカオスな状態になってしまったことが一番の理由ですね。

当時はfacebookのグループ機能を利用していたのですが、どこで何が起きているのか分からない状態になってしまいました。

機能的にはタイムラインが一つあるだけなので、そこへオーナーの川原も会員さんも自由に投稿をするような形になり、情報がぐちゃぐちゃになってしまいました。

またプロジェクトごとに別のグループを作成し運営をしていましたが、グループ間での紐づけがされていなかったので、会員が「どこに行けば何をできるのか分からない」という状態でした。

シノダ：
そこへ伊藤さんが運営に入られたという訳ですね。

伊藤：
はい。まずは沢山あるプロジェクトの責任者が誰なのかを把握し、責任者にインタビューをし情報をメイングループで配信しました。

他にもグループ同士をしっかりと紐づけしたり、新規入会者用のガイドマップやマニュアルを作成しお送りするなどを行いました。

300人の無決済の会員

シノダ：
とにかくカオスな状態になってしまっていたところをうまく整理整頓されていったのですね。他にも何かお困りのことがあったのですか？

伊藤：
会費の決済でも困っていました。paypalというサービスを利用して決済を行っていたのですが、なんと300人ほどの会員が無決済の状態になってしまっていました。

決済に関しては自分たちではどうしようもできなかったことと、コミュニティ自体のビジョンも新たにしようという話もでていたので、このタイミングでSENSEを閉じようとなりました。

一つのプラットフォームで運営も会員も使いやすい

シノダ：
そこからFANTSでのコミュニティ開設につながっているのですね。ちなみに、数あるプラットフォームからFANTSにはどのように辿り着いたのですか？

伊藤：
最初はネット検索で見つけたので、そこから資料請求をし複数社比較検討をしていました。

実際にオーナーの川原にコンテンツの整理のしやすさやサクサク動くかどうかなどFANTSのアプリを使ってもらい、最終的には決めさせていただきました。

3.実際にFANTSを利用してみて改善したことは？

コンテンツが一目でわかる

シノダ：

FANTSを利用される以前のコミュニティでは会員さんが「どこに行けば何をできるのか分からない」というような状態だったとお伺いしましたが、FANTSでコミュニティを開設されてからはいかがでしたか？

伊藤：

FANTSになってからは情報の見やすさを感じています。facebookではタイムラインが一つしかなく、そこにすべての情報が集まっていくので「どこになにがあるか分からない」という状態でしたが、FANTSではコンテンツをメニュー表示することできます。

『SMALL WORLD』ではコラムやイベントなどコンテンツの種類が多岐にわたっているからこそ、メニューを見ただけで会員が「どこで何ができるのか」ひと目で分かるような機能とデザインに助けられています。

シノダ：

以前のオンラインコミュニティにも入っていらっしゃった会員さんからの評判はいかがですか？

伊藤：

実際に会員からも「アプリで開いたときに、イベントや注目のコンテンツやお知らせなどのカテゴリーが分かれているのですごく見やすい」という声をいただいています。

シノダ：

私も『SMALL WORLD』さんのアプリの中身を拝見しとても分かりやすく綺麗にコミュニティ内のコンテンツを整理されているなという印象を受けたのですが、最初からこのようにされていたのですか？

伊藤：

最初のコミュニティを開設するタイミングでFANTSのディレクターの方に相談をさせていただき、色々とアドバイスをいただきながら進めさせていただきました。

決済も含めて会員管理がラクになる

シノダ：

先ほど無決済状態の会員が300人ほどいたとのお話がありましたが、決済も含めて会員管理についてはFANTSを使うようになったことで何か変わりましたか？

伊藤：

FANTSではプラットフォームが決済と紐づけられているので、もちろん無決済のままになってしまうということはなくなりました。コミュニティで使うプラットフォームが一つだけなので、管理コストも格段に少なくなりました。

もともとは複数のfacebookグループを使っていたこともあり、全部を見るだけでも時間がかかってしまっていたのですが、今は一つのプラットフォームとその管理画面を見るだけで良いようになったため私にとっても分かりやすくなり、無駄な時間を省くこともできました。

4.いま課題だと感じていることは？

会員同士の横のつながりを作るために

シノダ：
会員同士の交流を促していくという点で何かお困りのことはありますか？もし工夫されていることもあればお伺いしたいです。

伊藤：

コミュニティコンセプトとして「生きるってどういうことなんだろう？」と会員同士で考えていくことが中心にあるので、横のつながりを作りたいという思いを持っている会員が多いです。

ただ、FANTSだとどちらかというと掲示板スレッドのような形でのコミュニケーションになるので、どうしてもリアルタイム感がなくなってしまうと感じています。そのためLINEのオープンチャットを併用する形で利用しています。